育児をしていると、つい後回しにしてしまうのが「自分の体のケア」。
私自身、子どもが赤ちゃんだった頃から今(3歳)に至るまで、ずっと体の痛みや不調とつきあっています。
特につらかったのは、
首・肩・腰の痛み、寝不足からくる頭痛、そして手首や肘の違和感。
あらためて感じるのは、育児って想像以上に体力勝負なんですよね。
私が経験した身体の不調とその原因
身体の不調 | 原因 |
---|---|
頭痛・倦怠感 | 睡眠不足 疲労 |
首・肩の痛み | 長時間の抱っこ ミルクをあげる時の姿勢 子どもの寝相が悪い(頭突き・腕にしがみつく) 子どもを気にして寝返りが打てない |
腰痛 | 長時間の抱っこ ミルクをあげる時の姿勢 |
手首・肘の痛み | 長時間の抱っこ 寝かしつけやミルクをあげる時の無理な姿勢 |
少しでもラクになるために…私がやってよかったこと
すべてが劇的に効いたわけではありませんが、
「ちょっと楽になったかも」と感じられるだけでも、気持ちが軽くなります。
✔ ストレッチ・軽い筋トレ
患部の周辺の筋肉も含めてほぐすと効果的。
腰痛は背筋を鍛えることで姿勢が安定してラクになりました。
✔ 整体・マッサージ
限界を感じたら、プロの手を借りてリフレッシュ。心も体も整います。
✔ 熱めのお風呂に入る
筋肉がじんわりほぐれて、疲労軽減。深い睡眠にもつながりやすいと感じました。
✔ 抱っこを減らす工夫をする
成長に合わせて「ベビーカー」「歩く練習」「おんぶ」など、無理のない方法に切り替えました。
✔子どもの寝相対策
寝る位置を調整
寝る時の子どもの位置を自分の右側→左側に変えるなど、ちょっとした変化でも体への負担が変わります。
子どもが気に入る枕を導入
うちは電車のタオルを枕にしたら落ち着いて寝てくれ、私の体の負担も少し減りました。
✔ 湿布・鎮痛剤を活用
ロキソニン湿布などで一時的に痛みを和らげることもありました。
✔ 「今日は休む」と決める日をつくる
協力してもらえる人がいるときは、思いきって「休む日」を確保。やっぱり睡眠って大事です。
✔ 香りや飲み物でリラックス
好きなアロマや、あたたかい飲み物で五感から癒す。意外と侮れません。
✔ 栄養ドリンク
「気休めかな?」と思いつつも、効くときはほんとに助かる存在です。
感じ方は人それぞれ。違いを否定しないことが大切
育児のしんどさって、人によって感じる場所も、重さも違います。
「なんで相手は平気そうなのに、自分だけこんなにきついんだろう?」
そんな風に思うこともありました。
でもそれは、体のつくりや慣れ、今までの経験の違いかもしれません。
だからこそ、
自分がつらいときは「しんどい」と言葉にして、
相手がつらそうなときは「そう感じてるんだな」と受け止める。
「感じ方の違い」を否定しないことが、すれ違いを減らす鍵になる気がしています。
完璧じゃなくていい。「まあいっか」でいこう
育児中の不調は、毎日の積み重ねで生まれるもの。
一気に解決するのは難しくても、
「今日はちょっと楽だったかも」と思えるだけで救われます。
無理に頑張らず、「今日はここまで」と区切ることも大事。
疲れた自分に、「今日もおつかれさま」と声をかけてあげてくださいね。