後悔しても大丈夫|育児の失敗を次に活かすヒント

草の上に芽吹いた双葉と、その上にかかる虹

他の子はできてるのに…。
どうしよう、育て方が間違っていたのかな?

あぷ父

育児って思い通りにならないことが多いですよね。
でも、大丈夫。その経験が親としての成長につながるんです。

「これでいいのかな…」「もっと上手にできたんじゃないか」

育児をしていると、そんな風に自分を責めたくなる瞬間が、何度もあります。

こんな経験ありませんか?
  • 育児でつまずくたびに「自分が悪い」と思ってしまう
  • 他の子と比べて焦りや不安を感じている
  • 「育児がうまくいかない」と感じて落ち込んでいる

私も、トイレトレーニングや食事の進み具合でつまずいたとき、自分の関わり方を見直し、何度も後悔しました。

けれど、うまくいかない経験こそが、子どもと向き合う姿勢を育ててくれたと今は思えます

この記事では、うまくいかなかった育児のエピソードを通して、後悔しすぎないためにできることをご紹介します。

この記事でわかること
  • 「うまくいかない育児」を責めすぎないための考え方
  • 育児の失敗を“学び”に変える視点の持ち方
  • 焦らず見守るために、親ができるマインドセットの整え方

目次

できなかった=失敗、ではない

本の上に置かれた眼鏡と虫眼鏡のクローズアップ写真。テキストが拡大されている様子

育児において、「うまくいかない」「思い通りにいかない」という経験は、決して珍しいことではありません。

たとえば、わが家のトイレトレーニング

育児書や体験談を参考にして、子どもの様子を見ながら始めたものの、なかなか進まず…。

途中で無理に誘ってしまい、子どもがトイレそのものを嫌がるようになったこともありました。

でもある日、「うんちが出そう」と自分から教えてくれたんです。

今思えば、プレッシャーや親の期待を感じ取っていて、子どもなりに気持ちの整理に時間が必要だったのかもしれません。

「うまくいかない理由」に目を向けてみる

トイレトレーニングなど、育児が思うように進まないとき、

「なんでうちの子だけ?」

「もっと早くできるはずだったのに」

と焦ることがあります。

でもその背景には、

  • 子どもが親の感情を読み取って不安になっていた
  • そもそも発達の段階として準備が整っていなかった
  • 親が“できて当たり前”と思い込んでいた

といった、目には見えない理由が隠れていることも少なくありません。

私自身も、後から振り返ることでようやく見えてきたことがたくさんありました。

特に意識したいのが、できないことばかりに注目しすぎると、子どもの自己肯定感がじわじわと削られてしまうことです。

「焦らなくてもいい」という支えの言葉

救われたのは、知人の「そのうちできるようになるよ」「元気に生きていれば大丈夫」といった、楽観的で温かい言葉

さらに、幼稚園の説明会での「入園後もサポートするので、取れていなくても大丈夫ですよ」という一言にも、大きな安心感をもらいました。

その言葉を聞いた瞬間、張りつめていた心の糸がふっと緩んだように感じたのを覚えています。

このような言葉に支えられたことで、必要以上に子どもを急かすのではなく、子どものペースや気持ちを尊重する姿勢へと、少しずつ変わっていくことができました。

  • 「できるようになったら教えてね」
  • 「今日は無理でも、明日できるかもしれないね」

そんなふうに、プレッシャーのない言葉をかけるだけで、子ども自身も安心して挑戦できたように思います。


「後悔」ではなく、「アップデート」していこう

複数の青いサムズアップ(いいね)アイコンが浮かぶ3Dイラスト

うまくいかなかった体験を「失敗」として終わらせるのではなく、

  • 何がよくなかったか
  • 次にどうすればいいか

と分析することができれば、それは立派な育児のアップデートです。

大切なのは、落ち込むことではなく、次につなげる姿勢。

私の場合、「焦って無理に進めるより、本人の気持ちに寄り添った方がいい」と実感し、他の生活習慣や食事でも、子どものペースを尊重するようになりました。

「今うまくいかない」=「ずっとうまくいかない」ではない

今は、食べ物の好き嫌いに悩んでいます。

でも、「いつかちゃんと食べられるようになる」と思えるようになったのは、過去の経験があるから。

  • 「健康に育っていればOK」
  • 「子どもが自分で選ぶ力を育てよう」
  • 「数年単位で見れば、きっと変わる」

というような、楽観的な考えもできるようになりました。

目の前の“今”だけに目を向けると、落ち込みやすくなります。

だからこそ、長期的な視点で子どもを見守ることが、親のメンタルにも大切なのだと思います。

育児は“正解探し”ではなく、“自分のスタイルを育てる旅”

「育児はこうあるべき」と言われることが多い今の時代。

でも、現実にはその“べき”が通用しない場面ばかりです。

うまくいかなかったことを、自分の責任だと抱え込んではいけません

  • 少し立ち止まって振り返る
  • 周囲の助言をヒントに変える
  • 無理せず、今できることを積み重ねる

そうした柔軟な姿勢こそが、育児の軸を育てる力になります。


まとめ|「できなかった日」も、成長の一部

育児は、決まった正解がないからこそ、迷いや葛藤がつきものです。

「これでよかったのかな」「もっと上手くできたのかも」と悩む日もあります。

でもそれは、子どもと本気で向き合っている証拠です。

うまくいかなかった経験を、失敗と切り捨ててしまうのではなく、

学び直しのきっかけ親子の理解を深めるチャンスとして受け止めてみる。

そうすることで、少しずつ心に余裕が生まれてくるのではないでしょうか。

今日できなかったことが、明日にはできるかもしれない。

その“いつか”を信じて見守る時間も、育児の一部です。

子どもだけでなく、親もまた、試行錯誤の中で日々育っていく存在。

だからこそ、失敗を恐れすぎず、後悔にとらわれすぎず、

少しずつ育児をアップデートしていけたらいいですね。

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この記事を書いた人

3歳の息子との毎日で、試してよかったこと・うまくいかなかったことをゆるく記録中。
「育児ってこうじゃなきゃダメ?」を見つめ直すヒントと、ちょっとした“心の支え”になるような記事をお届けします。

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