【みなとぶらりチケット完全ガイド】子連れ横浜観光をお得に楽しむ方法

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みなとぶらりチケットのイラストと文字。親子で横浜・みなとみらいをお得に回れる一日乗車券ガイド。

横浜みなとみらい観光で意外と見落としがちなのが交通費の積み重ねです。

電車やバスにその都度運賃を払っていると、気づけば「思った以上に出費していた」ということも珍しくありません。

さらに子ども連れだと、

  • 目的地まで歩くのが大変
  • ルートを考えるのに時間を取られる

といったストレスが増えがちです。

そんなときに、知っているかどうかで大きな差がつくのが 横浜市交通局が発行する「みなとぶらりチケット」
市営バスや地下鉄が1日乗り放題になるうえ、観光施設や飲食店での割引特典まで付いてきます。

「気づかないうちに損をしていた…」を防ぎ、親子でラクに観光を楽しめる便利な1枚。

本記事では、公式情報をベースに、チケット情報と子連れ目線での使いこなし方を整理しました。

この記事でわかること
  • みなとぶらりチケットの基本情報
  • 利用できる区間と注意点
  • 購入方法と購入特典
  • どれくらいお得になるか(シミュレーション)
  • 子連れでのメリット

目次

みなとぶらりチケットとは?

紫の背景に本と虫眼鏡のイラスト。「OVERVIEW」の文字。

みなとみらいエリアおよび周辺エリアのバス・地下鉄が1日乗り放題になる便利な乗車券です。

ただし、利用できる範囲が決まっているため、初めて利用する方には少し分かりにくい点もあります。

ここでは、対象となる交通手段や特徴を整理して解説します。

※記載内容は2025年9月時点の情報です。最新の内容は公式サイトをご確認ください。
👉 みなとぶらりチケット案内ページ【横浜市交通局】

1日乗車券。

チケットの種類

「みなとぶらりチケット」には、いくつかの種類があります。

基本形は①で、それに沿線や利用条件が付随する形になっています。

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名称内容
① みなとぶらりチケット地下鉄ブルーライン、市営バス、神奈中バスが、エリア内で 1日乗り放題。
対象施設で割引や特典あり。
② みなとぶらりチケット“ワイド”①に加え、新横浜駅(地下鉄)での乗降可。
③ “EX”みなとぶらりチケット②と同じ内容。
「エクスプレス予約」「スマートEX」での 新幹線 利用者限定
取り扱いは、市営地下鉄ブルーライン新横浜駅事務室にて。
👉 EXみなとぶらりチケット詳細【横浜市交通局】
“相鉄発”みなとぶらりチケット①+相鉄線往復割引。(横浜駅経由)
相鉄線各駅の自動券売機で購入。(横浜・湘南台・新横浜を除く)
👉 相鉄発みなとぶらりチケット【相模鉄道】
⑤横浜1DAYきっぷ①+京急線往復割引みなとみらい線フリー乗車券
さらに地下鉄は 上大岡駅 での乗降可。
京急線 横浜駅〜上大岡駅 間もフリー。
京急線各駅 で購入。(泉岳寺を除く)
👉 横浜1DAYきっぷ【京急電鉄】

どれも基本は①をベースに、利用エリアや発着駅が拡張されたものです。

新幹線を利用する方なら③の「EXみなとぶらりチケット」がお得で、料金も②より安くなります。

ここから先はベースである①と②についての詳細を紹介します。

基本情報

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項目みなとぶらりチケットワイド
使える路線市営バス、神奈中バス、地下鉄ブルーライン
対象エリア
<バス>
横浜~元町・港の見える丘公園、三溪園、関内・伊勢佐木町~横浜橋・中村橋、滝頭
対象エリア
<地下鉄>
横浜駅~吉野町駅通常版+新横浜駅
料金大人:700円
小児:350円
大人:750
小児:380
有効期限利用当日のみ有効
特典対象施設で割引やプレゼントなど

小児料金は 1歳から12歳未満 が対象。ただし、6歳未満の子どもは保護者1人につき2人まで無料 で利用できます。
👉 運賃について【横浜市交通局】

購入方法

「みなとぶらりチケット」には 紙チケット と デジタルチケット の2種類があります。

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形式備考
紙チケット地下鉄駅、観光案内所、旅行代理店、ホテルなどで購入可能。
(詳細は公式サイトをご確認ください。)
デジタルチケットmy route(アプリ)
Klook(アプリ・ウェブサイト)
アットヨコハマ(ウェブサイト)
から購入可能。
👉 デジタルチケットについて【横浜市交通局】

紙チケットの特徴

  • 地下鉄駅の券売機や観光案内所で購入でき、現地でもすぐ入手可能。
  • 旅の記念や、イベント時に特別デザインのチケットが発行されることもあり、コレクション性もあります。

デジタルチケットの特徴

  • 紛失の心配がなく、家族や友人分をまとめて購入することも可能。
  • 窓口へ行かずにスマホから購入できるので、現地に着いてからでも便利。

バス車内での販売は、2021年(令和3年)5月31日で終了。
必ず乗車前に購入を済ませてください。


利用区間に要注意

黄色背景に大きく「POINT」と描かれたデザイン。要点や重要ポイントを示すイメージ。


「みなとぶらりチケット」は横浜観光の主要スポットを広くカバーしていますが、路線によっては一部区間で利用できない場合がある ため注意が必要です。

以下に、全区間利用可能な路線と、区間制限がある路線を整理しました。

全区間利用可能

区間を気にせず自由に乗れるのは、市営バスの「BAYSIDE BLUE」(ベイサイドブルー)と観光周遊バス「あかいくつ」の2つです。

ここでは、それぞれの特徴を紹介します。

BAYSIDE BLUE
  • 横浜駅から出ている連節バス。
  • 折り返し前後で停車駅が異なるため、進行方向を間違えないよう注意。
  • 始発と終点の場所が異なります。
  • 完全キャッシュレス(現金利用不可)。

👉 BAYSIDE BLUEのルート・ダイヤ等【横浜市交通局】

※令和7年3月以降は「山下ふ頭」に停車しなくなりました。古い案内図では記載が残っていることがあるためご注意ください。

あかいくつ
  • 桜木町駅を起点に、人気観光スポットを巡るレトロ調の観光バスです。
  • 進行方向を間違えると大回りになるため注意が必要です。
  • 終点では乗り越しができません。

運行ルート

  • 桜木町駅発の周遊ルート
  • 桜木町駅〜ハンマーヘッド往復ルート(2パターン有)

👉 あかいくつのルート・ダイヤ等【横浜市交通局】

区間制限がある路線

区間に制限がある路線を、下表にまとめました。

みなとみらいエリアから少し足を延ばして観光する場合には、利用区間がチケットの対応範囲に含まれているかを事前に確認しておくと安心です。

👉 エリアマップ(PDF)【横浜市交通局】
👉 リーフレット版エリアマップ(PDF)【横浜市交通局】

三溪園
  • 「横浜みなとエリア」から「三溪園エリア」の中間のバス停では乗降できません。
  • 三溪園エリアで利用できるのは「三溪園」「三溪園入口」のみ。

👉 観光路線ページ【横浜市交通局】

野毛山動物園
  • 「野毛山動物園前」より先の「西戸部一丁目」「一本松小学校前」では利用不可。

👉 観光路線ページ【横浜市交通局】

滝頭・市電保存館
  • 「横浜みなとエリア」から「滝頭エリア」の中間のバス停は利用不可。
  • 滝頭エリアで利用できるのは「滝頭」「市電保存館前」のみ。
神奈中バス・市営バス
(BAYSAIDE BLUEとあかいくつを除く)
  • エリア内のみ利用可。
  • 11系統「YAMATE LINER」は桜木町駅前から中村橋まで。
  • エリア外への移動には別途運賃が必要。
新横浜駅(ワイド版のみ)
  • 「新横浜駅」から「横浜駅」までの間、「岸根公園」~「三ツ沢下町」では利用不可。

特典でもっとお得

カラフルな線画の猫と「お得な情報」の文字。

「みなとぶらりチケット」を提示すると、対象の観光施設やショップで割引やプレゼントが受けられます。

  • 遊園地やミュージアムなどの入場料割引
  • レストランやカフェでの割引
  • お土産の特典 など

交通費の節約に加えて、食事・遊び・買い物までお得になるので、親子でのお出かけには心強い味方です。

👉 チケット特典内容【横浜市交通局】


チケットは絶対必要?

赤ちゃんが布を持ちながら「いる?」「いらない?」と吹き出しがある画像。

では、このチケットを使うと実際にどれくらいお得になるのか?
具体的にシミュレーションしてみましょう。

どれくらいお得になる

例えば、こんな1日の流れをイメージしてみます。

STEP
午前中

横浜駅から「BAYSIDE BLUE」でアンパンマンこどもミュージアムへ

STEP

「BAYSIDE BLUE」でハンマーヘッド・赤レンガ倉庫に移動し、ランチやイベント参加

STEP
午後

「あかいくつ」で山下公園へ移動、周辺を散策

STEP
夕方

バスで中華街へ行き、夕食

STEP

「BAYSIDE BLUE」で横浜駅へ戻る

通常運賃で移動すると、大人1人あたり 1,100円。

対して、みなとぶらりチケットなら 大人700円・小児350円で済みます。

4人家族(大人2人+子ども2人)の場合、1,200円の節約になる計算です。

チケットあり/なしの比較

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項目チケットなしチケットあり
バス大人:220円/回
小児:110円/回
4回以上の乗降でお得
地下鉄大人:210円〜250円/回
小児:大人の半額
※IC利用で安くなる場合もあります。
4回以上の乗降でお得
精算の手間毎回支払い。
ICカード残高を気にする必要あり。
乗り放題、精算不要。

上記に加え、チケット特典を使えば、さらにお得に横浜みなとみらい観光を満喫できます。

子連れのメリット

ルート変更が気楽

子どもの体調や機嫌で予定を変えても、追加料金を気にせず動けます。

ベビーカー・車椅子でも安心

市営バスはほぼ全車ノンステップ。
BAYSIDE BLUEは特に広々していて乗り降りがラクです。

「あかいくつ」は混雑しやすいので、状況によって「BAYSIDE BLUE」や「路線バス」を利用するのがオススメです。

👉 車いすでの乗車方法【横浜市交通局】

財布の出し入れが不要

毎回の支払いがなく、小銭やICカード残高を気にしなくてOK。
移動がスムーズになり、親の負担が減ります。


まとめ

個別に運賃を払っていると、横浜観光では 1,000円以上かかることも珍しくありません。

一方、「みなとぶらりチケット」を使えば 大人700円・小児350円で1日乗り放題+割引特典付き

単なる交通費の節約にとどまらず、ルート変更が気楽・ベビーカー移動がラク・財布の出し入れ不要と、子連れにうれしい利便性も得られます。

横浜観光で1日中動き回るなら、まずはこの1枚から。

浮いたお金はランチやお土産に回せば、観光そのものをさらに楽しめます。
「どう回ろうか?」と考える時間や、「また支払いか…」という小さなストレスから解放されるのは大きなメリットです。

横浜みなとみらいをよりスマートに、そして家族で快適に楽しむために。
ぜひ、お出かけに「みなとぶらりチケット」を取り入れてみてください。

🏨 宿泊もセットで横浜観光をもっと快適に

「みなとぶらりチケット」は現地購入もできますが、ホテル宿泊とセットになったプランを選べばさらにスムーズ。

✅ チェックイン時にチケットを受け取れるから現地での購入不要

✅ 交通費を気にせず観光を満喫できる

✅ 宿泊+チケットでお得になるプランもあり

週末や連休に横浜観光を予定している方は、ぜひ活用してみてください。

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この記事を書いた人

4歳の息子との日々で試してきた育児の工夫や心が軽くなる考え方をシェアしています。
「思うようにいかない子育て」を少しでもアップデートできるように、実体験ベースでお届け。
また、横浜在住ならではの経験を活かし、みなとみらいでの子連れランチや遊び場情報も発信しています。地元目線だからこそ伝えられる「リアルな混雑回避術」や「親子で楽しむコツ」もお伝えします。

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