
やっと寝た…。
これからやりたいこと色々あるけど、もう体力の限界。



わかります。
うちも寝かしつけが一番つらかった時期がありました。
「子どもが寝ない」「夜中に何度も起きる」「やっと寝たと思ったら、もう朝」——。
そんなふうに、寝かしつけが最大のストレスになっていませんか?
わが家も同じように悩んでいました。
でもいろいろ試す中で、少しずつラクになる工夫が見つかってきたんです。
この記事では、親と子どもの生活リズムのズレを少しでも整えるために、わが家が実践してきた寝かしつけの工夫をお伝えします。
「完璧じゃなくていい」——そんな気持ちで読んでもらえたらうれしいです。
親と子の生活リズムがズレるつらさ
わが家で一番つらかったのは、「親が寝たい時間に子どもが寝てくれない」ことでした。
寝かしつけに時間がかかると、自分の休む時間がなくなり、体力もメンタルもじわじわ削られていきます。
特に生後半年を過ぎた頃から、親の体力的な限界を感じるようになり、「どうにか寝かしつけをラクにしたい」と本気で考え始めました。
寝かしつけをラクにするために実践した5つの工夫
1. 生活リズムを整える
一番効果があったのは、「朝決まった時間に起きる」ことでした。
朝早く起きれば、自然と夜も早く眠くなります。つまり、夜の寝かしつけは朝から始まっているという意識が大切。
お昼寝も、長くなりすぎると夜の寝つきが悪くなるので、時間帯と長さを調整。
💤 月齢・年齢別|昼寝時間の目安
月齢・年齢 | 回数の目安 | 1回あたりの時間 |
---|---|---|
0〜2カ月 | 3〜6回(昼夜問わず) | 合計で5〜7時間くらい |
3〜5カ月 | 3回(午前・午後・夕方) | 30分〜2時間くらい |
6〜12カ月 | 2回(午前・午後) | 1〜2時間くらい |
1〜2歳 | 1回(午後) | 1〜2時間くらい |
3歳〜 | 0〜1回(必要に応じて) | 昼寝する場合30分〜1時間くらい |
うちの子は3歳になる頃には昼寝をしなくなりましたが、疲れている日は1時間だけ昼寝させることもあります。
また、食事や入浴の時間も毎日同じ時間帯にするよう意識。これもリズムづくりに効果的でした。
2. 寝る前の環境を整える
夜寝る30分前には、部屋の照明を「電球色」に切り替え、明るさを落とすようにしました。
スマホや動画などの強い光刺激は控えるようにし、落ち着いた雰囲気に。
3歳ごろになると、動画を見ていても「寝る時間だよ」と声をかければスムーズにやめてくれるように。
でも、それまでは「寝る時間は暗く静かな時間」ということを、身体で覚えさせる工夫が必要でした。
3. 抱っこ+トッポンチーノで安心感を
乳児期は、寝てからすぐに下ろすと泣いてしまうことが多く、
抱っこしてから5〜10分はそのままキープし、深く眠ってからベッドに下ろすようにしていました。
また、「トッポンチーノ」という小さなクッションを使って寝かせていたところ、そのまま布団に置いても起きにくく、かなり助かりました。
4. 役割分担と環境づくりが大事
寝かしつけがつらいと感じる夜こそ、「分担」と「準備」がカギになります。
どちらかがすべてを背負うと、心身ともに疲弊しがち。
うまく乗り越えるには、あらかじめ役割を決めておくことがとても大切です。
■ 昼型・夜型の交代制を取り入れる
おすすめなのが、「昼型」「夜型」に分かれる2交代制です。
- 夜間は育休中の親がメインで対応
- 朝は働く側が早起きしてフォロー
このように、お互いの生活リズムに合わせて、できる時間にできる方が担当することで、どちらか一方の負担が大きくなりすぎるのを防げます。
完全に理想どおりにいかなくても、「何時以降は任せる」「週末は交代制にする」など、少しの取り決めが心の余裕を生みます。
■ ミルク・おむつなどの段取りで時短&安心
夜間に起きたときの“準備ができている状態”は、ストレスを大きく減らしてくれます。
たとえば:
- ミルクセットをすぐ使えるようにしておく(哺乳瓶・粉ミルク・ポット・湯冷ましなど)
- おむつ・おしりふき・替えの服をベッド横にセット
- 手元用の間接照明を準備(まぶしくない小型ライトがおすすめ)
こうした「迷わず動ける環境づくり」があると、夜中でも慌てずに対応できます。
5. ぬいぐるみ+声かけで安心を
1歳ごろからは、お気に入りのぬいぐるみと一緒に寝かせると落ち着いてくれるようになりました。(3歳の今も、旅行などでそのぬいぐるみがないと寝づらい様子です)
また、2歳ごろになると、
- 「明日もお散歩したいから、今日は早く寝ようね」
- 「楽しい夢が見られるといいね」
など、前向きな言葉がけをすることで、安心して眠れることが増えました。
それでも寝ない日はある。無理しない
どれだけ工夫しても、寝かしつけがうまくいかない日はあります。
そんなときは、「また今度頑張ればいいや」と、自分に余裕をつくってあげることが大切。
寝かしつけに完璧を求めなくて大丈夫。
少しずつ、自分の子どもに合うやり方を見つけていけばOKです。
まとめ:寝かしつけも少しずつアップデート
- 寝かしつけは朝の起床から始まっている
- 昼寝や生活リズムを調整して、自然に眠くなる流れをつくる
- 抱っこやぬいぐるみなど、安心できる要素を大切に
- 寝ない日があっても落ち込まない
あなたとお子さんのペースに合った、ラクな寝かしつけ方法がきっと見つかります。
小さな工夫と、心のゆとりで、育児の日々を少しずつアップデートしていきましょう。



