雨の多い梅雨を乗り切るおうち遊び7選|室内・お風呂で楽しむ工夫いろいろ

紫陽花の花のアップ|梅雨をイメージさせる爽やかな青色の花
悩める親1

「雨が続いて、外で遊べない……」

悩める親2

「そろそろ遊びネタが尽きてきたかも」

外遊びができない日が続くと、子どもはエネルギーを持て余しがち。

親もつい「何して過ごそう…」と、気分がどんよりしてしまいますよね。

でも――ちょっとした工夫があれば、家の中でも“楽しい一日に変わる”こともできるんです。

この記事でわかること
  • 室内で思いきり身体を使った遊び
  • 工作やお絵かきなど、創造力を刺激する遊び
  • お風呂を活用したリフレッシュ遊び

どの遊びも、子どもの発達や興味を自然に引き出せるように工夫してあります。

子どもに「次は何して遊ぶ?」と毎回ワクワク言ってもらえるネタ満載!

雨が降るたびに「今日はどうしよう…」と感じる方も、この記事を読めば――

「こんな遊びもあったんだ!」「雨の日が楽しみになったかも!」と感じていただけるはず。

あぷ父

梅雨だけでなく、季節を問わず使える、
“おうち遊びの引き出し”としてもぜひ役立ててください。


目次

室内で楽しめるお家遊びアイデア

紙皿と色画用紙で作った黄色いヒヨコの工作作品

① 砂遊び|ザラザラ感をおうちで再現

外の砂場に行けない日でも、室内用の砂(キネティックサンド)を使えばおうちが小さな砂場に早変わり。

子どもが大好きな“ザラザラ感”を楽しみながら「型ぬき」や「お山づくり」埋めたり掘ったりの自由な遊びができます。

砂の中におもちゃを埋めて「発掘ごっこ」をしたり、「アイス屋さん」や「ケーキ屋さん」ごっこをすれば、想像力もどんどん広がっていきます。

準備するものはとってもシンプル。

スクロールできます
用意するもの備考
室内用の砂抗菌タイプで、手にくっつきにくく飛び散りにくいものが◎
プレイマットやトレイフタ付きのボックスだと後片づけも簡単
型やスコップ類子どもの好きなキャラクターがついてると◎

手や指先をたくさん使う感触遊びは、五感を育てたり、気持ちを落ち着ける効果も期待できます。

② 宝探しゲーム|家の中が冒険の舞台に

「今日はおうちで冒険ごっこしよう!」と声をかければ、いつもの室内がワクワクする探検の世界に早変わり。

簡単にできるのが「宝探しゲーム」です。

ルールはシンプル。

  • おもちゃやお菓子、小さな紙のメッセージなどを家の中に隠す
  • 子どもには「ヒントカード」や「地図」「なぞなぞ」などを渡して探してもらう
  • 見つけたらちょっとしたご褒美や「おめでとう!」の言葉をプレゼント

紙に絵や矢印を描くだけでも「宝の地図」になり、子どもは自然と集中して考えるモードに入ります。

ご褒美は大げさでなくてもOK。

「お風呂で好きな入浴剤を選べる券」や「今日は絵本2冊読もうね」などでも、子どもの達成感や満足感に繋がります。

雨の日だけでなく、体調不良などで外出できない日にもぴったりな、万能あそびネタです。

③ お絵かき・塗り絵|作品を飾って自己肯定感アップ

お絵かきは、子どもが“今感じていること”を自由に表現できる貴重な時間。

線を引いたり、色を塗ったりすること自体が、手先の発達や集中力の向上にもつながります。

スクロールできます
 用意するもの 備考
太めで握りやすいクレヨン折れにくく描きやすい。水で落とせるものが◎
大きめのお絵かき帳小さすぎると思い通りかけないのでストレスになります
完成作品を飾る道具セロハンテープや両面テープなど

「上手だね」と結果だけ評価するよりも――

「一生懸命描いてたね」と製作過程を褒めたり、「これはどんな気持ちで描いたの?」と会話を広げると親子関係がもっと良くなります。

👇子どもの声掛けについて、もっと知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

出来上がった作品は、見えるところに飾ってあげましょう。

「自分の絵が飾られている」

「パパやママが見てくれてる」

──そんな体験は、自己肯定感を高めるシンプルで強力な手段になります。

雨の日の定番あそびとして、おうちギャラリーを作るのもおすすめです。

④ ボールプール&室内ジム|体を動かしてストレス発散

雨が続くと、外で思いきり遊べず、エネルギーが有り余ってしまう子どもも多いですよね。

じっとしていられなくてソワソワ…なんて日は――

「動ける環境づくり」が親のストレス軽減にも直結します。

室内に置けるボールプールやジャングルジムは、天候に左右されず体を動かせる“遊び場”になります。

スクロールできます
 用意するもの 備考
折りたたみ式のベビーサークルボールプール用。省スペースで片づけも簡単。
滑り台やブランコ付きの室内ジム体幹・バランス感覚も育てられる。
厚手のプレイマット着地の衝撃を吸収し、下の階への音対策にも。
あぷ父

我が家では雨の日、午前中にジム遊びの時間を作ることで、
午後のグズグズも減りました。

「遊び疲れてお昼寝コース」を狙うのも、ひとつの作戦です。

ポイントは、“安全に全身を使える空間”をつくること。

床がすべりやすい素材でないか、家具の角が近くにないかも事前に確認しておくと安心です。

天気に関係なく「体を動かす習慣」を続けることは、情緒の安定や睡眠リズムの維持にもつながります。

「大きな遊具はちょっと……」という方には、レンタルという選択肢もあります。

必要なときだけ借りられて、場所も取らず収納にも困りません。

⑤ 工作・てるてる坊主・折り紙|作って飾って、季節を感じる遊び

雨の日ならではの楽しみ方として、季節を感じられる工作はおすすめです。

指先を使うことで集中力が育まれるだけでなく――

「完成させる→飾る」という流れが達成感にもつながります。

とくに幼児期は、完成度より“自分で作った”という体験が大事。

「上手にできたね」だけでなく――

「こんな色を選んだんだね」「楽しかったね」といった声かけが、やる気を引き出します。

スクロールできます
つくるもの 用意するもの 備考
てるてる坊主ティッシュ
・紐(毛糸など)
・ペン
まず、丸めたティッシュを別のティッシュで包みます。
最後に、首は輪ゴム・テープ・糸などでくくって吊して完成。
窓際に飾るだけで、お天気への願いも込められます。
あじさい
かたつむり
・折り紙
・画用紙
・クレヨン
好きにちぎって画用紙に貼りましょう。
細かいところはクレヨンで書き足して完成です。
台紙にまとめて飾ると、“雨の日ギャラリー”の完成です

工作を通して、季節感や天気に親しむきっかけにもなります。

「今日のあめ、まだ降ってるね」「てるてる坊主のお願い、届くかな?」

──そんな親子の会話が、雨の日のちょっとした楽しみに変わります。

作品は壁に貼ったり、玄関に飾ったりすると、家の中もパッと明るくなりますよ。


お風呂を楽しむ“雨の日の第二ラウンド”

カラフルなバスボムが並ぶ|お風呂時間を楽しくするカラフルアイテム

⑥ 水遊びおもちゃで遊園地気分|お風呂を“楽しむ場所”に変える

雨の日でも、水遊びを思いきり楽しめるのがお風呂場。

ぬれたり汚れたりの心配が少ないので――

安心して遊べる“プチ遊園地”として活用できます。

「お風呂イヤだ〜」という子でも「楽しい時間」と思えたら、入りやすくなることも。

スクロールできます
 用意するもの 備考
シャワーカップやじょうろ水を入れて流すだけでも夢中に。
水鉄砲的あてごっこに。安全性重視で選びましょう。
水車やお風呂ブロック見て楽しい・触って気持ちいい。組み立てや仕掛けも楽しめます。
お風呂用ポスター遊びながら言葉や形にも親しめます。

「今日はどれ使う?」と子どもに選ばせることで、主体的な行動にもつながります。

遊びすぎてのぼせないよう、時間や温度には大人がしっかり管理してあげましょう。

「お風呂=いやなこと」から「お風呂=楽しいこと」への切り替えは、毎日のスムーズな入浴習慣にも役立ちます。

⑦ バスボムで色と香りの実験遊び|感覚がワクワクするバスタイム

バスボムは、お風呂を「遊びの時間」に変えてくれるアイテムです。

しゅわしゅわと泡が弾ける音、変わる色、広がる香り――

五感をフルに使うことで、子どもの興味や感性がぐんと刺激されます。

「今日は何色?」「いいにおいだね」など、自然と親子の会話が生まれるのもうれしいポイント。

中におもちゃが入っているタイプなら、楽しみはさらに倍増――

集めたり、次の日も持ち込んだりと、遊びが広がります。

お風呂に入りたがらない日でも、「バスボム入れようか?」の一言で気持ちが切り替わるかもしれません。

※使用前に、誤飲リスクや肌への刺激がないかを確認するのが安心です。


まとめ|雨の日も“遊びのチャンス”に変えよう

雨が続く梅雨の時期は、洗濯物も乾かず、お出かけもままならず――

なんとなく気持ちまでどんよりしがちです。

でも――

子どもの発達や好奇心に合わせた“ちょっとした工夫”で、おうち時間はグッと充実します。

  • 五感を刺激する遊び(音・色・感触で夢中に)
  • 親子の会話が生まれる遊び(「これなあに?」「すごいね!」)
  • 自己肯定感を育てる仕掛け(できたね、うれしいね)

どれも少しの手間で、子どもの笑顔につながる遊びばかりです。

「何もできなかった一日」にならないように――

「楽しかったね」と終われるように――

雨の日を、親子で楽しめるきっかけに変えてみませんか?

梅雨が明けても、雨の日は必ずまたやってきます。

今のうちに備えておけば、これからの毎日がもっと楽に、もっと楽しく。

育児の選択肢を、無理なく少しずつアップデートしていきましょう。

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この記事を書いた人

3歳の息子との毎日で、試してよかったこと・うまくいかなかったことをゆるく記録中。
「育児ってこうじゃなきゃダメ?」を見つめ直すヒントと、ちょっとした“心の支え”になるような記事をお届けします。

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