横浜みなとみらいといえば、海や観覧車、ショッピングモール、夜景といった“港を望む都市ならでは”の華やかなイメージが強いですよね。
そんな都会的なエリアに、子どもと一緒に動物とふれあえるスポットがあることは意外に知られていません。
実はみなとみらい周辺には、ファミリーに人気の動物スポットが2つあります。
- ワールドポーターズの中で小動物と出会える「アニタッチみなとみらい」
- 入園無料でレッサーパンダやキリンまで見られる「野毛山動物園」
どちらも子連れにとって魅力的ですが、立地・料金・規模・楽しみ方には大きな違いがあります。
この記事では、実際に子どもと訪れた体験をもとに、「アニタッチみなとみらい」と「野毛山動物園」の違いをまとめています。
雨の日に気軽に立ち寄れる屋内スポットと、無料で本格的に動物を楽しめる動物園、それぞれの良さを比べながら、家族のお出かけに合った選び方がわかります。
- みなとみらいにある動物スポット
- 「アニタッチみなとみらい」と「野毛山動物園」の料金・アクセス・子連れ向けポイント
- 目的やシーン別のおすすめの選び方
アニタッチみなとみらい

ワールドポーターズの2階にある「アニタッチみなとみらい」は、20種類以上の小動物と出会える屋内型のふれあい動物園です。
カピバラやフクロウ、爬虫類など、子どもが大好きな動物がそろっていて、近い距離感で楽しめるのが魅力です。
👉 アニタッチ公式サイト はこちら
特徴
- 屋内なので雨の日でも安心。ショッピングや食事と合わせて立ち寄れる
- エサやり体験や記念撮影など、ふれあいプログラムが豊富
- 混雑時は入場制限がかかることもあり、事前予約がおすすめ
みなとみらいで動物とふれあえるという意外性もあり、ファミリーに人気のスポットです。
料金(2025年9月時点)
区分 | 平日 | 土日祝・長期休暇 |
---|---|---|
大人 | 1,500円 | 1,800円 |
学生 (中学生以上) | 1,300円 | 1,600円 |
小人 (4歳〜小学生) | 800円 | 1,000円 |
3歳以下 | 無料 | 無料 |
- おやつ体験は別料金。
- 年間パスポート「アニタッチPASS」あり。
営業時間とアクセス
平日:10:30〜19:00(最終入場 18:30)
土日祝:10:30〜20:00(最終入場 19:30)
車で行く場合
首都高速1号線「みなとみらい」下車
電車で行く場合
みなとみらい線「みなとみらい駅」「馬車道駅」から徒歩約10分
JR線・市営地下鉄「桜木町駅」から汽車道経由で徒歩約15分
JR線・市営地下鉄「関内駅」から徒歩約20分
バスで行く場合
周遊バス「あかいくつ」で 「万国橋・ワールドポーターズ前」下車
横浜エアキャビン
「桜木町駅〜ワールドポーターズ前」下車すぐ
- 移動時間については、公式サイトの表記と異なる場合があります。本記事では実際に子連れで歩いた体感をもとに記載しています。
子連れ向けポイント
- 小学生以下は18歳以上の同伴が必要(保護者も入場料がかかります)
- 再入場は原則できないため、入場前にトイレや食事を済ませておくと安心
- 動物とのふれあい体験があるため、汚れてもよい服装がおすすめ
チケット購入
チケットはアソビュー!から購入できます。
野毛山動物園

横浜・桜木町近くにある「野毛山動物園」は、入園料無料で多くの動物を観察できる動物園です。
野毛山公園内にあり、緑豊かな環境と多彩な動物展示が魅力で、家族連れに長年親しまれています。
特徴
- 入園無料で、コストを気にせず何度でも訪れやすい。
- レッサーパンダ、キリン、ペンギン、クマなど、人気の動物が揃っている。
- 緑あふれる敷地には樹木が多く、散策しながら園内を回るのも楽しい。
- ふれあいコーナーやナイトイベントなど、さまざまな取り組みが行われている。
- カフェでは、見た目も可愛いランチメニューを楽しめる。
営業時間とアクセス
開園時間:9:30〜16:30(入園は16:00まで)
休園日:月曜日(ただし祝日の場合は翌日休園)、年末年始(12/29〜1/1)、臨時開園あり
車で行く場合
首都高速1号線「みなとみらい」出口を降り、「みなとみらい大通り」を桜木町駅方面へ。
「さくら通り西」交差点を右折。
「伊勢山皇大神宮前」交差点を左折。
「野毛坂」交差点を右折し、坂を上ると動物園。
- 専用駐車場はなし。近隣の有料駐車場を利用。
電車で行く場合
JR京浜東北線・横浜市営地下鉄「桜木町」駅下車徒歩15分
京浜急行線「日ノ出町」駅下車徒歩10分
- 山の上にあるので、坂がつらい場合はバスがおすすめ
バスで行く場合
市営バス89系統「一本松小学校」行き「野毛山動物園前」下車すぐ
- 動物が描かれた黄色いラッピングバス「ぶらり野毛山動物園BUS」
子連れ向けポイント
- 歩きやすい靴で訪れると安心。
- 展示の入れ替えや休止があるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認。
- ベビーカーや車椅子の貸し出しサービスあり。
- 授乳室やベビーベッドなど、子連れ向け設備も整っている。
リンク
展示動物やイベント情報、休園日などの最新情報は、公益財団法人 横浜市緑の協会が運営する公式サイトにてご確認ください。
どっちを選ぶ?

ここまで2つの動物スポットを紹介しましたが、それぞれ特徴が大きく異なります。
選び方の目安を整理してみましょう。
施設名 | 料金 | 特徴 | 雨の日対応 |
---|---|---|---|
アニタッチ みなとみらい | 有料 | 小動物とふれあい体験 ショッピングとの組み合わせもしやすい | ◎ (屋内) |
野毛山動物園 | 無料 | 大型動物が見られる本格動物園 | △ (屋外中心) |
短時間&屋内中心なら → アニタッチみなとみらい
じっくり&本格派なら → 野毛山動物園
子どもの年齢や体力、そして親のスケジュールに合わせて選べば、無理なく楽しめます。
周辺情報・アクセスもチェック

動物園選びとあわせてチェックしておきたいのが、アクセスや周辺の過ごし方です。
「アニタッチみなとみらい」は、ワールドポーターズ内にあるためランチやカフェと組み合わせやすく、雨の日でも移動が最小限で済みます。買い物や食事と一緒に楽しみたいときにぴったりです。
「野毛山動物園」は桜木町駅からバス利用が便利。園内は緑が多く、自然を感じながら散策できるので、ピクニック気分で楽しみたい日におすすめです。
また、交通費を抑えて効率よく回りたい場合は「横浜市営地下鉄・バスの1日乗車券(フリーパス)」がお得。
桜木町〜野毛山動物園の移動にも使え、みなとみらいエリアの観光とセットで楽しめます。
まとめ
実際に訪れてみると、アニタッチは雨の日や短時間利用に便利、野毛山動物園は無料で本格的に楽しめるという違いがありました。
どちらも魅力的なスポットですが、子どもの年齢や体力、その日の予定に合わせて選ぶのがおすすめです。
改めて整理すると、
アニタッチみなとみらい:屋内型で小動物とふれあえる。ショッピングやランチとの組み合わせにも便利。
野毛山動物園:入園無料でレッサーパンダやキリンなど人気動物を観察可能。自然豊かな環境でゆったり過ごせる。
いずれも、みなとみらい観光の合間に立ち寄れる、子連れにぴったりの動物スポットです。
都会的な街並みにありながら、それぞれに違った魅力を楽しめるのもポイント。
買い物やランチのついでに立ち寄るのもよし、休日に時間をかけて動物と向き合うのもよし。
家族の予定に合わせて選べば、無理なく楽しめて、きっと思い出に残る一日になります。
